人材育成もオンライン活用
ダイレクトセリング化粧品分
野では、サロンビジネスの普及
に合わせて、販売員の技術や知
識、接客スキルなどをより高度
化して「美容のプロフェッショ
ナル」を育成する動きが活発だ。
コロナ禍の中、サロンビジネス
にもオンライン施策が導入さ
れ、あり方も多様化している。
人材育成についてもオンライン
が積極的に活用されている。
ナリス化粧品では、この春か らはじめての完全オンラインに よる美容資格取得講座「ナリス オンライン ビューティカレ ッジ」がスタートした。同社は、 半世紀前からヨーロッパのエス テティックを導入し、日本のエ ステティックの創生期から、エ ステティックの技術や使用する 機械と化粧品との相乗効果の研 究を続けてきた。1975年か らは、エステティックサロンの フランチャイズ展開を開始、1 987年からは日本エステティ ック協会の認定校として、エス テティシャンの育成を行ってき た。これまで、「ナリス ビュ ーティ クリエーション カレ ッジプリダージ」において、資 格取得から独立までをトータル で低価格でサポートできる体制 を整備し、美容関連分野に関心 のある女性に向けて学びの場を 提供してきた。コロナ禍によっ て、リアルでの講座開催を自粛 せざるを得なくなったほか、女 性の働きも変化した。「ナリス オンライン ビューティカレ ッジ」では、これまで時間や場 所の問題、また育児中といった 理由で資格取得を断念していた 女性や、副業を目指している女 性から、オンライン受講の要望 が多く寄せられたことや、カリ キュラムの充実化を受けて、完 全オ ンラインスクールして開講 する。
ポーラでは、人材獲得の要と も言える「リクリート・フォー ラム」をオンラインで実施して いる。ビューティーディレクタ ーという働き方を、業務内容か ら教育体制、報酬、福利厚生な どさまざまな角度から紹介する 同イベントは、「美容のプロ」 を獲得する接点として活用され ている。コロナ禍前までは全国 各地でリアル開催されていた が、現在はオンライン開催に切 り替えて参加者を募っている。 オンライン開催は、さまざまな 事情で開催場所に赴くことが難 しい場合でも簡単にアクセスで きるリットが大きい。同社はま た、委託販売チャネルにおいて、 オンライン決済・直送の仕組み を開始した。オンラインの利便 性を充実させ、多様な顧客ニー ズに対応することが狙い。一部 の店舗から導入を開始し、順次 拡大していく予定だ。コロナ禍 を背景に、オンライン経由でポ ーラブランドに触れる新規顧客 は増加しており、購入・リピー トにつながる導線を確保するこ とで、主力販売チャネルの基盤 強化を図る。販売現場でも、ニ ューノーマル対応が進んでい る。
ナリス化粧品では、この春か らはじめての完全オンラインに よる美容資格取得講座「ナリス オンライン ビューティカレ ッジ」がスタートした。同社は、 半世紀前からヨーロッパのエス テティックを導入し、日本のエ ステティックの創生期から、エ ステティックの技術や使用する 機械と化粧品との相乗効果の研 究を続けてきた。1975年か らは、エステティックサロンの フランチャイズ展開を開始、1 987年からは日本エステティ ック協会の認定校として、エス テティシャンの育成を行ってき た。これまで、「ナリス ビュ ーティ クリエーション カレ ッジプリダージ」において、資 格取得から独立までをトータル で低価格でサポートできる体制 を整備し、美容関連分野に関心 のある女性に向けて学びの場を 提供してきた。コロナ禍によっ て、リアルでの講座開催を自粛 せざるを得なくなったほか、女 性の働きも変化した。「ナリス オンライン ビューティカレ ッジ」では、これまで時間や場 所の問題、また育児中といった 理由で資格取得を断念していた 女性や、副業を目指している女 性から、オンライン受講の要望 が多く寄せられたことや、カリ キュラムの充実化を受けて、完 全オ ンラインスクールして開講 する。
ポーラでは、人材獲得の要と も言える「リクリート・フォー ラム」をオンラインで実施して いる。ビューティーディレクタ ーという働き方を、業務内容か ら教育体制、報酬、福利厚生な どさまざまな角度から紹介する 同イベントは、「美容のプロ」 を獲得する接点として活用され ている。コロナ禍前までは全国 各地でリアル開催されていた が、現在はオンライン開催に切 り替えて参加者を募っている。 オンライン開催は、さまざまな 事情で開催場所に赴くことが難 しい場合でも簡単にアクセスで きるリットが大きい。同社はま た、委託販売チャネルにおいて、 オンライン決済・直送の仕組み を開始した。オンラインの利便 性を充実させ、多様な顧客ニー ズに対応することが狙い。一部 の店舗から導入を開始し、順次 拡大していく予定だ。コロナ禍 を背景に、オンライン経由でポ ーラブランドに触れる新規顧客 は増加しており、購入・リピー トにつながる導線を確保するこ とで、主力販売チャネルの基盤 強化を図る。販売現場でも、ニ ューノーマル対応が進んでい る。