トワライズ 個別クレジット・提携カード、DS系に提案強化

審査プロセスを自動化・精緻化、最短3分で判定


   信販会社のトワライズ(本社・鳥取県米子市、古山英明社長)がダイレクトセリング(DS)系の事業者に向けた各種決済サービスの提案に力を入れている。近年は、ショッピングクレジットやハウスカード(提携カード)の取引が増加。特許を取得した与信システムによって、審査にかかる時間は最短3分まで短縮できるという。ハウスカードは割安な手数料で導入が可能という。

エステ取引等増加

 本社のある鳥取を中心とした、山陰地方を主要な営業エリアとしてきたが、17年に東京支店を開設。東日本の開拓を本格化させ、その後、札幌、名古屋、大宮、仙台にも支店を設けた。
 昨年は、取引先の拡大などを目的として東京証券取引所のプロマーケットに上場。今年1月には、日本訪問販売協会に賛助会員として入会した。  開拓の強化にともない増加傾向にあるDS系事業者は、エステティック等の特定継続的役務提供や、呉服・宝飾品販売など。比較的小規模なBtoBへの信用供与も増えつつあるという。
 ショッピングクレジットは業種毎の特性を踏まえた複数のコースを用意。物品販売向けのショッピングローンをはじめ、特定役務向けのジョイフルクレジット、BtoB向けのビジネスクレジットなどを展開しており、ハウスカードを含めてWEB申し込みに対応する。
 取引先の増加にともない、22年〜23年のショッピングクレジットの取り扱い高は、前年比で十数%増加しているという。

(続きは2025年4月17日号参照)