トップインタビュー 中川 利光 支社長
収入求める層が増加、「シェアリングに関心」
「エグゼクティブ」めざす特別トレーニング

25年目標、3〜5%増
――前期(24年12月期)の業績を伺いたい。売上高は。
「ひと桁の減少だった。10月〜12月に回復基調がみられ、想定よりはマイナスの幅を抑えられた。コロナ禍以降の売上は2020年〜22年が増収で、23年〜24年が減収。今はまた、成長路線に転じつつあると考えている」
――前期の利益は。
「利益率は5%くらいのプラス。会社を健全に運営できていると思う。経費削減の取り組みは4年前にオフィスを移転した。その後、倉庫と配送委託先の変更、コールセンターの内製化などを行った」
――今期(25年12月期)の売上見通しは。
「1月〜2月は昨年の売上を上回った。良いスタートを切れている。新規のお客様が増えており、紹介を出す会員も増えている。今年、日本は25周年を迎え、様々な企画を進めている。目標としては3%〜5%のプラス成長を果たしたい。達成すれば、23年と24年の間くらいの売上に戻せる」
――20年〜22年の増収の要因をあげると。
「コロナ禍の巣ごもり需要が大きかった。自宅で快適に暮らすことなどを目的に、(主力ラインの)エッセンシャルオイルをお求めになる方が増えた」
年間新規、4〜5千
――23年〜24年の減収要因は。
「巣ごもり需要がひと段落したことと、製品価格の改定。22年〜23年にかけて計3度の値上げを行った。プッシュ型のインフレで、生活必需品が優先されやすくなり、ぜいたく品の部類に入る製品には財布の紐が締まっている。製品キャンペーンに対する反応も以前に比べると鈍いように思う。そのため顧客単価にマイナスの影響を生じた」
――値上げ率は。
「均すと約10%。製造や流通のコスト増が理由のため、収益は変わらない」
――アクティブベースの会員数は。
「会員数に関わるKPIの一つは『YLおトク便(定期購入サービス)』の利用者数。ただ公表はしていない」
――昨年、製品を一度以上注文した会員の人数はどうか。
「4万人〜5万人はいる」
――新規登録の状況は。