アシュラン 地域密着でコレクション披露

アシュラン美術館(福岡県大野城市)
SNSでクチコミ広がり人気に



▲モダンな造りが特徴的な外観

▲東社長と東副社長が30年以上の年月をかけて蒐集したコレクションの数々

▲隣接するバードハウスで飼育するフクロウをモチーフにした作品も

▲親しみやすい作品も展示されていることから家族連れにも人気
 福岡県大野城市に本社を置くアシュラン(東孝昭社長)は、昨年30周年を迎えた。佐賀県鳥栖市にある自社工場で製造される化粧品群は、東社長・副社長夫妻がこだわり続けてきた理想を体現したアイテムとして展開されている。近年は、女性用だけでなく、メンズコスメもラインナップしており、年齢や性別を問わず多様化している化粧品ニーズにも柔軟に対応している。そうしたビジネスの方針は、アシュランが運営するさまざまな施設にもあらわれている。大野城市にある1万5000坪の敷地内には、本社(事務棟)をはじめ、配送センター、セミナー棟といった事業の根幹を支える施設に加え、約500羽の鳥が飼育されているバードハウス、本格的なタイ伝統古式ボディマッサージなどを提供するスパハウス「テルマアル」、ベーカリー&カフェ「ルコネッサン」、東社長・副社長夫妻が約30年の歳月をかけて蒐集してきた美術品を展示する「アシュラン美術館」と、多様な施設が用意されている。各施設で働くスタッフの子どもたちが入園する託児施設「ふくろう園」(鳥栖工場、関東支店にも併設)も敷地内にある。さらに、本社敷地に隣接する「グランドエンパイアホテル」では、宿泊や婚礼をはじめ、会議やスポーツ関係など、多様なニーズに対応した設備として利用されている。
 レストランやバードハウス、美術館といった施設はアシュラン会員だけでなく一般でも利用可能で、バードハウスや美術館は無料で開放されている。特に、「アシュラン美術館」は、古今東西の約2900点もの美術品が収蔵されており、貴重な作品も少なくない。これらを無料で鑑賞できるような施設は極めて稀で、休日には家族連れなど、1日あたり約200人との来館者で賑わうことがある。美術館では、ふくろう好きとして知られる東社長・副社長が、世界中のふくろうに関わる美術品を中心に展示している。

(続きは2025年3月20日号参照)