訪販協まとめ 2023年度のDS市場規模
2・89%減の1兆4502億円、6年連続マイナス
上位2品 化粧品1・6%減、健康食品6・5%減

市場規模の縮小傾向などを背景に、6年連続のマイナス成長。マイナス幅は前年度に対して0・66ポイント拡大させた。金額ベースは432億円の減少。直近の過去2年度の減少額を上回った(21年度=363億円減、22年度=341億円減)。
推計値のピークは96年度の3兆3400億円。これ以降は長期的な縮小傾向が続く。過去20年で前年度を上回ったのは3カ年度で、消費増税前の駆け込み需要があった13年度、化粧品や住宅リフォームなどの堅調を受けた16〜17年度に限られる。
近年は2度目の消費増税が行われた19年度と、コロナ禍が始まった20年度にマイナス幅を広げた(19年度=3・39%減、20年度=4・97%減)。
毎年12月に公表されている売上高推計値は速報扱いとなっている。本紙取材に協会事務局は、現在検証を進めている最中であり、最終的な確定値は速報より増える可能性がある旨をコメント。ただし、上方修正された場合も前年度を下回る見通しという。
23年度の減少の背景には、営業現場等におけるデジタルツールの導入、活用の遅れを指摘。「相当苦労している感じを受ける」「特に、従来型の対面営業を減らしてデジタルツールを活用しようという会社や、会員組織との関係性が重要となる連鎖(販売取引)系で、その傾向が窺えると思う」とした。