新年企画 トップに聞く2025年の展望

モデーアジャパン 狩野 元滋 社長

会社と現場・リクルートの「繋がる力、より強めることで成長」



 モデーアジャパン(本社・東京都港区)は24年9月、外資MLMで要職を歴任した狩野元滋氏を社長に迎え、新体制をスタートさせた。「繋がる力」をキーワードに会社と現場の連携、ビジネス会員のリクルートの強化を進めている。25年は、トップリーダーで構成する「諮問機関」を発足。より足並みをそろえることで成長を目指す。狩野社長に話を聞いた。(インタビュー実施日は24年11月25日)
 

フィロソフィーの一貫性が強みに

   ――24年9月に社長に就任した。就任後の取り組みを伺いたい。
 「社内の各部署と現場のリーダーとの間でコミュニケーションを深めてきた。社内では、今後の成長に向けた組織のあり方を話し合った。また、月の半分は現場に赴いて、100人近いリーダーから話を聞いた」

 ――モデーアの強みをどう捉えたか。
 「3点を上げることができる。1点目はフィロソフィー。よりクリーンな成分や環境に配慮した製品作りなどを柱とする『LIVECLEAN(リブクリーン)』のミッションの一貫性が強みとなっている。
 2点目は製品。愛用され続けている複数のロングセラーを持っている。また、それらの製品は『LIVECLEAN』に基づいて高いクオリティが保たれている。
 3点目は、高いアビリティをもったソーシャルマーケター(=ビジネス会員)の方々。就任後、現場を回る中で実感した」

 ――今後、取り組みを強めるべきと考える点は。
 「各社に共通することだと思うが、コロナ禍は、ダイレクトセリングの業界に一つの区切りのようなものをもたらしたと思う。直接にお会いして、人と人の繋がりを作る機会がディスコネクトされてしまった。コロナ禍を経た今も、程度の差こそあれ弱まった状況が続いていると思う。
 この課題に対する一つ目の取り組みとして、会社と現場の距離をもっと縮める。二つ目に、新規にアプローチするソーシャルマーケターのリクルートの力を高める。この二つの『繋がる力』をより強めるとともに、さきほど触れた3点の強みを活かすことで、成長を果たせると考えている」

会員の8割がカスタマー

 ――今期(=24年12月期)の売上見通しを伺いたい。
 「前期(=23年12月期)と変わらないと考えている」

 ――新規登録数とアクティブ会員数は。
 「どちらも前期と同じくらい」

 ――会員全体に占めるカスタマー(=愛用会員)の構成比は。
 「約80%をカスタマーが占める。新規に占める割合もカスタマーが非常に多い。各社に共通することだと思うが、多くの愛用者によって売上が支えられている。
 一方で当社の場合、ボーナスプランの特徴の一つに、カスタマーポッド(傘下のカスタマーの購入ボリューム)を大きくすることで、収入を増やしていける仕組みがある」

 ――今期の売上に貢献した政策は。
 「様々な製品キャンペーンが好評だった。毎月、月初めに5日間行った『お客様感謝デー(※1)』の間は、ショッピングクレジット(製品購入時に使えるポイント)の付与を受けられるアイテムの注文数が、平均して通常の約200%に増加した」

24時間限定、数量限定の販売が好評

 ――ほかに反響が大きかったキャンペーンは。
 「特別価格で購入できる製品を直前に発表して、24時間限定で注文を受け付ける『シークレットキャンペーン』は、昨年に引き続き人気が高かった。ほぼ毎回、予定の数量を達成し、特にドリンクを含むセットは受付開始から数時間で完売した。

(続きは2025年1月2日号参照)