23年度消費者相談 経産省の受付件数

訪販8%増、15百件 上位は住設・修理系


 経済産業省が10月30日までにまとめた特定商取引法の適用を受ける取引の2023年度相談件数は、前年度比で5.1%増の4774件だった(本省と地方の経済産業局・沖縄総合事務局で受け付けた相談、苦情・問い合わせ・要望の合計)。2年振りの増加で、件数として過去10年で3番目の多さだった。構成比で訪問販売と通信販売、電話勧誘販売が上位を占めた。年度別の最多は21年度が5629件、20年度が4948件。
 取引類型毎の内訳は、「訪問販売」が8.8%増の1538件。過去10年で2番目に多かった。最多は21年度の2051件で、前年度比は約64%増。水回り修繕等の「暮らしのレスキュー商法」関連の相談が相次ぎ、件数を急増させた。

(続きは2024年11月28日号参照)