ポーラ・オルビスHD 第3四半期

POLA売上6.2%減の683億円
委託販売、減収幅縮小も厳しく



 ポーラの売上減少が止まらない。ポーラ・オルビスホールディングス(本社・東京都中央区、横手喜一社長)の2024年12月期第3四半期は、連結ベース売上高が前年同期比1.1%減の1253億9500万円、営業利益が同9.2%減の108億1700万円となった。  このうち、「ビューティケア事業」におけるポーラブランドの業績は、売上高が前年同期比6.2%減の683億3300万円、営業利益が同16.4%減の77億6400万円と、引き続き減収減益となった。ビューティケア事業全体では、売上高が同1.4%減の1214億8700万円、営業利益が同0.2%増の117億3100万円で、同事業では、オルビスブランドが売上高358億3800万円(前年同期比14.8%増)、営業利益65億9500万円(同48.1%増)と好調だったが、事業全体の5割以上を占めるポーラブランドの不振が足を引っ張ったかたちとなった。  ポーラブランドの売上構成比は、主力の委託販売が60.5%で前年同期比2ポイントの低下。  

(続きは2024年11月28日号参照)