国センADR アプリサービスの連鎖、1口10万円

募集CM放映されず、一部返金で和解


 ADR(裁判外紛争処理手続)による消費者トラブルの和解仲介・仲裁を行っている国民生活センターは10月9日、24年度10:23 2024/10/18第2回分の処理結果で、アプリによる複合サービスの連鎖販売取引の解約トラブル「連鎖販売取引の解約に関する紛争(24)」を公表した。既払い金の一部を返還する和解が成立したことから事業者名は非公表。◇【トラブルの要旨】
 22年5月、知人から複合サービスアプリを紹介され、月会費を納めてアプリを利用する一般会員を増やせば、権利収入が得られるなどと説明された。
 22年10月からテレビCMを流して全国から一般会員を集めることになるとも説明された。
 「会員の募集が6月末で締め切られる」「翌週から会員登録費用が値上がりする」などと言われ、1口約10万円の申し込みを行い、クレジットカードで一括払いした。
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(続きは2024年10月24日号参照)