トップインタビュー ハーバライフ・オブ・ジャパン 竹本 エリ 社長 

 

「シェイクフェス」、会社サポートで増加
新規7%増、「ハーバライフデー」が入口に


 ハーバライフ・オブ・ジャパン(本社・東京都港区、竹本エリ社長)の売上が今年に入って増加基調にある。一昨年より推進してきた、見込み客向けの試飲会を開く会員が増加。会場費の補助や製品の提供、開催ノウハウをアドバイスするサポート策が奏功している。ビジネス志向の新規の増加を受けて、所謂ビジネスセミナーの開催数も増やしている。竹本社長に話を聞いた。 (インタビュー実施日は9月12日)
▲ハーバライフ・オブ・ジャパン
竹本 エリ 社長


 
上期売上3%増 活動会員15%増

 ――昨年(=23年12月期)の売上高を伺いたい。
 「一昨年(=22年12月期)と同程度だった。今年(=24年12月期)に入って以降は、春頃からドライブがかかってきた」

 ――今年の上半期の売上は。
 「前年対比で3%くらいの成長がみられる。一昨年は減収。昨年で下げ止まって、増収基調に転じつつあると思う。 上半期は、ハーバライフ全体の売上に対してAPAC(アジアパシフィック)地域の貢献が大きかった。日本もAPACの一員として貢献できた」

 ――上半期の新規登録数は。
 「新規のメンバーが約7%増えた。特に、ビジネスを意識して参加する方が増えている。新規登録は昨年から増加傾向がみられていた。そこからさらに増えてる」

 ――上半期の活動会員数は。
 「昨年に比べて、15%くらい増えている。増えた分は、ビジネスを目的としている方の割合が大きい」

 ――昨年、会員の年齢層は50代後半がメインだった。現在は。
 「大きくは変わらない。ただ、若い方が徐々に増える傾向にある。昨年の20〜30歳代の割合は16%くらいだったが、今は20%近い」

4都市で定期開催 会員主催「基本自由」

 ――昨年の利益はどうだったか。
 「多少改善した。旅費等の経費の見直しや業務効率化、若干の組織変更を行った。グローバルの施策も踏まえて最適化を進めた。今年の利益も改善されると思う」  

 ――一昨年より、主力プロテイン製品の「フォーミュラ1」の無料試飲会を「シェイクフェス」として始めた。
 「会社が主催している『シェイクフェス』の開催数は、週末を中心に月3回くらい」 

 ――定期的に開催している場所は。
 「東京、大阪、名古屋、福岡の4都市」  

 ――会員が主催する「シェイクフェス」の数は。
 「すべてを把握できていないが、毎週3カ所ほどで行われていると思う。地域でいうと東北、北関東、東海、近畿。必ずしも『シェイクフェス』というネーミングである必要はなく、例えば、『シェイクデー』『○○オープンハウス』と呼んだり、夜に『ナイト○○』と呼んで開いている方がいる。

(続きは2024年10月24日号参照)