ナチュラリープラス大会

公式アプリをグローバルで導入、機能強化も
ユーグレナ健康食品、新素材を共同開発


▲ユーグレナ健康食品「パラミロンARX」(=写真)に関して、パラミロン含有率を高めた原料を含む複合素材をユーグレナ社と共同開発する
 ナチュラリープラス(本社・東京都港区、田嶋隆志社長)は10月5日に開催した世界大会「FESTA2024」(会場=横浜アリーナ)で、公式アプリのグローバルモデルの導入を発表した。海外の会員のビジネス活動支援が目的。カスタマーサービス向上のための機能強化も図る。ユーグレナ健康食品の原料を供給するメーカーと、主成分の含有率を高めた複合素材を共同開発する計画も明らかにした。
 公式アプリは「CONPUS(コンパス)」。21年にリリースされ、ダウンロード数は2万6824(9月時点)。製品の注文会員情報の確認・更新バックオフィスとの連携、グループ事業で得た報酬がキャッシュバックされるウォレット≠ネどの機能を搭載する。
 今期(=25年8月期)、同アプリをグローバルで導入。海外の展開国や正式開業前の国・地域で活動する会員のビジネスサポートに結び付ける。同社に関するニュースやメッセージの通知機能は双方向化に着手。カスタマーサービスと双方向のやり取りを可能とすることで、サービスを向上させる。
 独自の配信プラットフォーム「NP FAN,STV(以下ファンズTV)」は、無料で視聴できる番組のライブ配信のグローバル活用をさらに進める。
 海外市場は開拓を進める国の一つにカナダをあげ、米国からカナダに製品を発送する計画に触れた。現在は香港の流通拠点から発送しており、配送コストの引き下げと時間の短縮が可能となる。
(続きは2024年10月24日号参照)


▲公式アプリのグローバルモデルや独自の配信プラットフォームなどを通じて、海外市場を広げていく(写真は会場の横浜アリーナ)