トップインタビュー イオスコーポレーション 石川 雄志 代表

 

台湾で来年4月開業、日本会員も現地で活動


   前回(9月19日号3面)に続き、イオスコーポレーションの石川雄志代表に話を聞いた。
(インタビュー実施日は8月19日)


 

サブスクで送料、アプリが無料に


――昨秋、サブスクリプションサービスの「EOSプライム」を開始した。
 「利用料は月額2800円。当社が提供する様々なサービスが無料となる」

  ――加入状況は。
 「300人を超えたくらい。想定としては600〜700人くらいまで増えてほしい」

  ――主な加入の動機は。
 「まず、送料が無料になる(※1)。当社は昨年、(スキンケア・ヘアケアラインの)『アロマシア』やプロテイン製品を発売し、 いずれも好評。例えば、(ハーブティーの)『ジェイソン・ウィンターズ・ティー(以下JWT)』を定期便で購入している会員が、 『アロマシア』等の製品を試してみたいという場合、『EOSプライム』に入っていれば注文価格がいくらでも送料は無料になる。
 また、(フィットネスバイクの)『e―HOME Fits(イーホームフィッツ)』と連動する専用アプリの利用料が無料になる。 利用料は月額1500円。アプリと連動してバイクをこぐと、走行距離に応じて『Eポイント(※2)』が貯まる。 ネット経由で他のユーザーとビデオ通話を楽しみながらバイクをこぐこともできる」

  ――他の特典は。
 「有料のビジネスセミナー、講演会の参加費が無料になる。『あさいち(※3)』で取り扱っている商品のセール販売も定期的に行っている」

 

改定プランが定着 西日本の送料負担改善


――昨年2月、マーケティングプランの一部改定を実施した。その後の運用状況は。
 「改定でもっとも大きかったのは、『アクティブボーナス』の取得条件の変更。従来のプランは、ベースセンターの購入分も対象としてきたが、 メインポジション1カ所を対象とするように変えた。それまでは、収入の維持を目的に買い込みをしてしまうような会員もいた。しかし、 やむなく買ってしまうのではなく、必要だから買うということが本来の流通。このような考えの下で行った改定が定着し始めた」

  ――プラン改定と同時に製品を値上げした。影響は。
 「値上げの影響は少なからずあった。ただ、それよりも影響が大きかったのが(円安の)為替。 昨年の秋頃から今年の6〜7月にかけては特に大変で、昨年発売した『アロマシア』などの国内製品に助けられたところがある」

  ――昨年、福岡に配送センターとオペレーションセンターを開設した。


(続きは2024年9月26日号参照)