東京都ADR
高額なレッカー代請求、広告では安価 返金で解決、訪販のク・オフ適用対象
東京都のADR(裁判外紛争処理)機関である消費者被害救済委員会はは8月29日、インターネットで検索して電話で依頼し、高額な料金を請求された自動車レッカーサービスの解約・返金トラブルについて、既払い金の全額返還であっせん解決したと発表した。取引が特定商取引法の訪問販売に該当し、クーリング・オフが適用できると判断した。付託は今年1月。事業者があっせん案に6月7日付で応諾した。事業者側は事情聴取のための部会を欠席し、文書による質問に回答しなかったという。
申立人は、車を車庫から出そうとしたところ後輪がロックして動かなくなったため、ネットでロードサービスを検索して、広告で「2480円〜」と表示された事業者に電話。
(続きは2024年9月19日号参照)