大幅変更の契約ク・オフ応じず
兵庫県が指示処分改修工事訪販業者
兵庫県は7月29日、排水管・排水桝の改修工事の訪問販売を行っていた「環境保全事業協同組合」(神戸市中央区磯辺通、平岡浩幸代表理事)に特定商取引法で指示を出した。 県の消費生活条例に基づく勧告も行った。
21年度以降、計116件の苦情相談が寄せられていた。このうち70歳代以上からの相談が72%を占めていた。 認定した違反行為は勧誘目的不明示、不実告知、書面不備。発表によれば、消費者宅を訪問した際、「無料で桝の点検を行っている」「桝に害虫駆除の薬を散布する」などと告げ、工事等の契約締結の勧誘目的は明らかにしていなかった
(続きは2024年8月22日号参照)