ノエビアHD第3四半期 連結売上高が2.9%増

サプリなど医薬・食品は4.4%減


ノエビアホールディングス(本社・神戸市中央区、大倉俊社長)の2024年9月期第3四半期は、連結ベース売上高が前年同期比2・9%増の482億3800万円となった。
 損益面は、売上原価率は同1.0ポイント上昇の31.9%、販管費率は同1・0ポイント低下の49.3%となった結果、営業利益は同2.7%増の90億1500万円、経常利益は同2.3%増の91億6900万円、当期利益は同4.4%減の44億9000万円となった。
 セグメント別にみると、主力の化粧品事業は売上高が同4.1%増の380億9900万円、セグメント利益が同3・0%増の96億600万円となった。商品政策では、2023年11月に発売した新美容液「ノエビアリンクル91」が売上に貢献した。1月には、最高峰スキンケアシリーズ「ノエビア スペチアーレ」から、「ノエビア スペチアーレ 薬用クッションファンデーションセラム」を発売、2月には、メイクアップブランド「アクトリース」から、30〜40代女性向けのメイク新色を投入。また、3月には「ノエビア99プラス」から、洗顔料「ノエビア99プラススキンコンディショニングフォーム」、サンケアシリーズ「レイセラ」から、日焼け止め3アイテムを発売した。

(続きは2024年8月15日号参照)