ジュネスグローバル 豊田 茂樹 日本担当ゼネラルマネージャー
報酬条件を引下げ、初期ランクにメリット モナヴィージュース、今後の伸長に手応え
前回(8月8日号3面)に続き、ジュネスグローバル(所在地・東京都新宿区)の豊田茂樹日本担当ゼネラルマネージャーに話を聞いた。
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サイクルボーナス必要GVを引下げ
――昨年10月、報酬プランの一部改定を行った。改定の狙いを伺いたい。
「米国本社の創業は2009年。そこから15年近く経過した。年数を重ねたMLMにはよくある話だが、ジュネスにおいても、コミッションを受け取っている会員の層に偏りを生じてきた。率直に言えば、ランクは高いけれども活動があまり活発でない会員が見受けられるようになってきた。
そうなると、売上に対するコミッションの払い出しに上限がある以上、ビジネスを始めたばかりの会員がいち早く最初のコミッションを獲得することが重要であると考え、それを叶えるための改訂をグローバルで実施した」
――具体的な改定点は。
「もっとも大きいのは、(バイナリー型ボーナスの)『チームコミッション』の見直し。従来は、左右のツリーの一方が600GV(※1)に達して、もう一方が300GVに達すれば、35ドルのサイクルボーナスを支払ってきた(※2)。
この取得条件を見直し、左右のツリーで必要なGVを引き下げた。改定後は、一方のツリーで300GV、もう一方で200GVに達すればよい。支払われるサイクルボーナスは20ドル(7月時点の設定レートで2520円)に変更されたが、プラン全体で見れば、登録から間もない方やこれからランクアップをしていく方へのメリットが大きい」 連動コミッションの取得スピードアップ
――改定の他のポイントは。
「『チームコミッション』は他のコミッションと連動している。一例が、自身のランクによって支払い率が変動する『マッチングボーナス』になる。
7段階に分かれるランクが上がっていくと、傘下の最大7レベル目までの会員が得た『チームコミッション』から、5%〜20%を受け取ることができる。『チームコミッション』の取得条件を引き下げたことで、『マッチングボーナス』を得るスピードが速まった。 改定では、それぞれのランクを達成するためのハードルも引き下げた。この点も『マッチングボーナス』の取得条件の緩和につながっている」
――会員にとって、どの程度の規模の改定だったと言えるか。
(続きは2024年8月15日号参照)