ジュネスグローバル 豊田 茂樹 日本担当ゼネラルマネージャー 

ブランドに「より若々しいイメージを」 ロシア系MLMと戦略的パートナーシップ締結


 今年初頭、米国本社のトップリーダーをオーナーとする新体制をスタートさせたジュネスグローバル(所在地・東京都新宿区)。 日本法人は本社経営陣と緊密な連携を図りつつ、より若々しい”ジュネスブランド”の構築を進めていく。 さらにこのほど、ロシア系MLMとの戦略的パートナーシップ締結を本社が発表。2社の”融合”による市場の拡大を目指す。 日本担当ゼネラルマネージャーを務める豊田茂樹氏に話を聞いた。

オーナー変更後も日本は「変わらず」


  ――今年の初頭、米国本社の全株式が新しいオーナーに譲渡され、新しい経営体制に移行した。その後の状況を伺いたい。
 「これまでは、米国テキサス州に製造工場を持つ業界関連企業と幾人かの『ダイヤモンド』ランク以上のリーダー会員が株式を保有していた。 その会員の一人で、『トリプルダイヤモンド』ランクを保持しているケビン・ジギュアーが、 今年の初頭、他の株主全員から株式の譲渡を受けた。
 したがって現在は、ジギュアーが株式の100%を保有している。ジギュアーは米国本社の会長に就任した。 株式を譲渡した他のリーダー会員は、今もジュネスの会員として精力的に活動している」

――CEOは。
 「変わっていない。昨年に就任したジェイソン・ボルネが務めている」

――ジギュアー氏が新オーナーに就任したことに対する日本のフィールドの反応は。
 「大々的な発表を行ったわけではないこともあって、何かが大きく変わったという受け止め方をしている会員はいない。 これまでと変わらず、リクルートに励んでいる」

米経営陣と「ダイレクトなやり取り」


――日本法人としての体制は。
 「株式が譲渡された後の3月、ケビンとジェイソンの二人が来日して、私や会員とミーティングの機会をもち、 今後の方針などを話し合った。5月のインセンティブトリップで、各国の会員やマネジメントクラスが集まった際にも、 国毎にミーティングを行った。二人とはダイレクトなやり取りをできている。 日本の事業により取り組みやすい関係を構築できていると思う」

――これからの経営政策に関して。どのような方針が示されているか。


(続きは2024年8月8日号参照)