フォーデイズ 3月期売上高微増の319億円

営利14%増健康食品は微減、化粧品が5%増


 フォーデイズ(本社・東京都中央区、和田佳子社長)が6月20日までにまとめた23年3月期実績(海外市場含む)は、 売上高(税抜きベース)が前期比0.7%増の319億1900万円となった(グラフ参照)。増収は21年3月期以来3期ぶり。 売上高として過去最高を記録した化粧品事業の増収が寄与した。
 損益は営業利益が前期比で14.6%増の25億4400万円、経常利益が14.0%増の33億200万円、 純利益が34.6%増の21億4100万円。3期ぶりの増益とした。増益は、売上高増加が寄与したほか、 「長年続いたコロナ禍における経費圧縮体制」(同社)も要因の一つに考えられるとした。
 同社によれば、24年3月期末の活動会員数は23万人で、前年同期末に比べて約2万人の減少だった。
   製品カテゴリー毎の売上は、健康食品部門が0.6%減の249億5700万円。同部門として2期ぶりの増収だった。
主力とする核酸ドリンク「ナチュラルDNコラーゲン(以下DNコラーゲン)」は、昨年12月にリニューアル発売。刷新は9度目で、 新たに開発したRNA素材を配合したほか、同素材の増量なども図った。発売以来、同期末までに販売した累計本数は7000万本超。 同期は同部門の売上の「約7割」(同社)を占めた。
 化粧品部門は5.8%増の69億6100万円。

(続きは2024年7月4日号参照)