ダスキン3月期客数減少幅が縮小
訪販Gは営利48%減タグ取付「概ね完了」
ダスキン(本社・大阪府吹田市、大久保裕行社長)の24年3月期連結は、家庭向け訪問販売を含む「訪販グループ」の売上高が前期比で0.9%減の1074億6400万円、営業利益が48.9%減の41億4200万円だった。減収は、主力のクリーンサービス事業における減収が響いた。減益は、以前より進めてきたマット・モップへのRFID(電子タグ)取り付けに伴う原価上昇や、23年10月に始まったインボイス制度への対応費用などが影響した。なお、RFID取り付けは同期に「概ね完了」したとして、25年3月期における大幅増益を計画している。
クリーンサービス事業の売上は1.5%減の786億2000万円。家庭向け、事業所向けのいずれも減収だったとしている。
家庭向けは、刷新したロボットクリーナーの販売が好調だった一方、モップ商品や蛇口直結タイプの小型浄水器の売上が減少。
(続きは2024年5月23日号参照)