有利誤認、停止3カ月4年間で相談54百件
電子タバコの通販業者44億円売り上げる
消費者庁は4月19日、電子タバコの通信販売事業の「HAL」(所在地・沖縄県那覇市)に特定商取引法違反(誇大広告、特定申込に係る手続が表示される映像面の表示義務違反)で業務停止命令3カ月と指示を出した。代表取締役の「座波長」には業務禁止を命じた。
同社は自社のWEBサイトや楽天市場に出店したショップで、「DR〓STICKTypeXスターターキット」と称する電子タバコを販売。約44億円(22年12月期)を売り上げていた。
消費者庁によれば、20年4月から今年2月末までに、全国で5492件の相談が寄せられていた。クレームに類する相談は解約に関する内容が多かったという。
(続きは2024年5月2日号参照)