紅麹問題で機能性表示の検討会発足

消費者庁4月中に初会合


 小林製薬の紅麹原料を含む機能性表示食品で、死亡事例を含む健康被害が生じている事態を受けて、消費者庁は4月11日、機能性表示制度の今後のあり方を検討する有識者会議の発足を発表した。4月中に初会合が開かれる見通し。
 有識者会議の名称は「機能性表示食品を巡る検討会」。構成員として、医学や薬学、栄養・健康科学の分野を中心に9名を任命した。機能性表示食品を製造・販売する事業者側の人物は構成員に含んでいない。
 健康被害が報告されている小林製薬の機能性表示食品は「紅麹コレステヘルプ」「ナイシヘルプ+コレステロール」「ナットウキナーゼさらさら粒GOLD」。

(続きは2024年4月25日号参照)