フリーランス新法の専門家を派遣、助言

東京都が支援事業無料で最大5回

   今年11月までに所謂「フリーランス新法(以下新法)」が施行されることを踏まえて、東京都は4月より、都内の中小企業等へ専門家を無料で派遣して、フリーランスのための就業環境整備の取り組みを助言する支援を始めた。今後、特設WEBサイトの開設やオンラインセミナーの配信も予定する。助言サービスの実施期間は来年1月末まで。
 派遣するのは、社会保険労務士もしくは中小企業診断士。1社あたり最大5回まで派遣を受けられる。1回あたりの時間は原則2時間以内。申請窓口は都の労働相談情報センターの各事務所。
 WEBサイトは6月頃の開設を予定し、都による支援情報を発信していく。秋〜冬を予定するセミナーは、事業主とフリーランスが気を付けるべき点について、就業環境の整備、取引の適正化の観点から解説する。  また、都内で働くフリーランスを対象とした相談窓口も開設(事前予約制、毎週水・金、1人1回・30分まで)。
(続きは2024年4月18日号参照)