消費者庁が停止6カ月

認知症の高齢者を勧誘、契約
牛乳等宅配の「布亀」を処分


 認知症の高齢者に牛乳や乳製品の宅配契約を結ばせていたとして、消費者庁は3月27日、「布亀」(所在地・兵庫県西宮市)の訪問販売事業にして、特定商取引法違反(判断力不足便乗、書面不備)で6カ月の業務停止命令と指示を出した。代表取締役の「布目莊太」には業務禁止を命じた。
 同社WEBサイトによれば、「マザーケア宅配事業」部門で、牛乳や乳製品を宅配形式により販売。全国199カ所にデリバリーセンターをもち、顧客数は約58万世帯に及ぶという。
 消費者庁によれば、PIO―NETで21年度以降、459件の関連相談が集計されていた(3月11日時点)。年度別は21年度=180件、22年度=139件、23年度=140件。相談が多かった上位5都道府県は兵庫県=52件、大阪府=42件、東京都=37件、福岡県=33件、千葉県=24件。相談当事者の平均年齢は73.3歳で、70歳代以上が約67%を占めた。

(続きは2024年4月11日号参照)