消費者庁が特商法で
ビジネススクールに停止6カ月Mアプリで勧誘、
ブックメーカー「絶対負けない」
消費者庁は3月22日、「Historia(ヒストリア)」(東京都新宿区西新宿)の訪問販売事業に特定商取引法違反(勧誘目的不明示、公衆の出入りしない場所での勧誘、不実告知、迷惑解除妨害)で6カ月の業務停止命令と指示を行った。代表取締役である「髙橋平吉」には業務禁止を命じた。
同庁によれば、「ENTREPLACEAcademy(アントレプレイスアカデミー)」と呼ぶビジネススクールを運営。ブックメーカーでの賭け方に関するブックメーカーノウハウなどを教えると称していた。
営業活動を委託された会員が、マッチングアプリで知り合った被勧誘者をSNSのメッセージ機能で飲食店に誘い、仕事や趣味の話をしつつ、お金を稼ぐ方法で成功した人物を紹介する説明。マンションに連れていき、受講料が約110万円のコースの契約などを勧誘していた。 同庁によれば、22年度で約10億円を売り上げていた。
PIO―NETでは19年度以降(24年2月20日時点)、計592件の関連相談が集計されていた。
(続きは2024年4月4日号参照)