トップインタビュー パートナーコ 

勇史行 日本地域統括 ゼネラルマネージャー
周逸儒 日本/中国語圏担当  エリアプレジデント


SNS活用した成功例「学び、広める」
ゼンノア社「方向性としては一緒に」


▲勇史行ゼネラルマネージャー(左)と
    周逸儒エリアプレジデント
 前回(3月28日号3面)に続き、パートナーコの勇史行日本市場統括ゼネラルマネージャーと周逸儒(イル・ジョー)日本・中国語圏担当エリアプレジデントに話を聞いた。
(インタビュー実施日は2月21日)

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―――6月、パートナーコ・モリンダジャパンの現行の報酬プランを、海外で運用されている「パートナーコプラン」に切り替える。その際、ロールモデルとする市場はあるか。
 勇史行ゼネラルマネージャー(以下勇)「アメリカとヨーロッパでSNSを活用した成功パターンが生まれている。それも会社から指示した訳ではなく、自然発生的なもの。会社としては、そのパターンを学び、誰もがデュプリケーションしやすいシステムを練り上げ、増幅させることが仕事だと考えている。
 日本でも幾人かのリーダーがデュプリケーションをできるシステムを築いている。その方たちに学んで、応用した仕組みを他の会員に広めていく」

―――海外におけるSNSの活用事例は。
 勇「パートナーコには『スマートリンク』というオンラインシステムがあり、これがよく使われている。SNSでリンクを送り、リンク先のサイトで製品の注文を受けたり、ビジネスを紹介する形を取っている。
 パートナーコ・モリンダジャパンの会員のうち、すでに『パートナーコプラン』で動いている『チームA(=元アリックスジャパン会員のグループ)』は『スマートリンク』を活用している。他の会員は使うことができないが、プランを移行する6月以降は、利用が可能となる」 若者の利用を想定「自分にもできる」

―――どのような層で利用を見込むか。
 勇「もう成功しているリーダーには必要とされないだろう。利用を想定しているのは、新しく入ってくる若い方たち。『スマートリンク』を使える『チームA』は年齢層が若く、20歳代が活動の中心となっている。
 従来のように、製品のストーリーや会社の価値観をセミナーで話すスタイルを若い方が見て、同じようにできると思うかというと、なかなか敷居が高い。一方で、SNSを活用して広げていくスタイルなら『自分にもできる』と受け止めてもらえると考えている。
 当社は、世代を超えて続けていくというビジョンを掲げている。そのために不可欠なのは次の世代が活躍できる場を設けること。世代に合ったモデルを柔軟に提案していく」

―――会員向けのイベントの形も切り替えていくという。
 勇「昨年、アメリカとヨーロッパで『PXP(パートナーコ・エクスペリエンス)』というイベントを実施した。これを日本でも11月下旬、東京で開く。海外では、『PXP』に参加した会員の間でリーダーが増えたというデータがある」

ウェイトM製品第4Q、日本でも

―――「PXP」の具体的な中身は。

(続きは2024年4月4日号参照)