イオス 23年売上は19%増の35億円

台湾事業 4月より登録受付、9月開業へ


  イオスコーポレーション(本社・東京都港区、石川雄志代表)は3月3日、同社の創業21周年を冠した「EOS創立記念特別セミナー」(会場=ベルサール六本木)を開き、前期実績や今期の事業、台湾事業の進捗を発表した。23年12月期の売上高は前期比で19%増の35億1000万円。台湾は4月のプレオープン、9月のグランドオープンを計画する。イベントは会場への来場とオンライン視聴を合わせて計1000人が参加した。
▲フィットネスバイクをこぐと
   製品購入に充当できるポイントが
   貯まるサービスや、コンビニ後払い決済を
   4月に始めることなどを発表
(写真は会場の模様)
 日本の今年度事業は、昨年発売したフィットネスバイク「e―HOME Fits(イーホームフィッツ)」をこぐと、同バイクと連動する専用アプリを介して「Eポイント(旧名称EOSマイル)」が貯まるサービスの開始を発表。「Eポイント」は1ポイントあたり1円換算で製品購入に充当できる。コンビニ後払いサービスの導入も発表。ポイント付与と決済サービスは、いずれも4月を目途に始める。
 また、BCP対策の一環で昨年、オペレーションセンターを福岡に開設したことを紹介。カスタマーサービスの電話対応は、半数近くが福岡で行われているとした。製品の発送も、西日本を対象とする拠点の運営を福岡で始めている。
 台湾事業は、昨年、現地法人の「伊歐思股〓有限公司」(=イオス台湾、台北市)を設立。石川代表が毎月、現地入りしてセミナーを行うなどしてきた。

(続きは2024年3月21日号参照)