日本トリム 第3Q累計 整水器売上2割増の69億6千万

職域販売19%増、OEM84%増


 日本トリム(本社・大阪市北区、田原周夫社長)の24年3月期第3四半期累計(4〜12月)連結は、整水器や浄水カートリッジを扱う「ウォーターヘルスケア」事業の売上高が前年同期比で16.4%増の136億1600万円、セグメント(営業)利益が41.0%増の21億3900万円だった。同事業をけん引した整水器の売上は19.9%増の69億6000万円。職域販売の好調や前期末の価格改定、OEMの伸長などが寄与した。
 医療関連事業を含むグループの総売上は前年同期比で16.5%増の156億1800万円、営業利益が42.7%増の24億7200万円、経常利益が39.8%増の25億8000万円、純利益は43.7%増の17億1000万円。総売上は第3Q累計実績で過去最高を記録した。
 直販部門における各事業の売上は、職域販売の「DS事業部」が19.4%増の35億3900万円、取付・紹介販売の「HS事業部」が5.0%増の11億9200万円、店頭催事販売の「SS事業部」が78.4%増の3億9800万円。職域販売のセミナー(デモ)開催数がコロナ禍前の水準に回復し、美容・スポーツ関連の販路開拓が進んだという。

(続きは2024年2月15日号参照)