23年度は1・5倍、FX取引トラブル
SNSチャットで勧誘、
出金不能に国センが注意喚起
FX取引(外国為替証拠金取引)に関わる消費者トラブルがシニア層を中心に増加傾向にあるとして、国民生活センターは1月24日、勧誘の手口や被害事例に基づく注意喚起を行った。23年度の関連相談件数は前年同期の約1.5倍に急増。SNSのチャットで投資グループに誘われ、入金を行ったところ、最終的にお金を引き出せなくなる詐欺的な手口がみられるという。
国センが注意喚起する手口は、SNSやインターネットの広告で、FXの情報を取得できる情報サイトへの登録を誘導。投資等の情報を共有するグループチャットに案内され、”〇〇万円も稼いだ”等の成功体験を伝えられて、FX取引を勧誘するという。
(続きは2024年2月1日号参照)