ポーラ 創業記念のアイテムを刷新

22年度・経産省受付件数は過去2番目


ポーラ(本社・東京都品川区、及川美紀社長)は2月1日、「ポーラ ザ ハンドクリーム」(100グラム・税込4290円)をリニューアル発売する。
▲新製造装置による新たな製法を採用
 同アイテムは、2017年に創業88周年を記念して発売した「ポーラ ザ ハンドクリーム」をリニューアルしたアイテム。1929年、ポーラ初の化粧品は、創業者の鈴木忍が手が荒れた妻のために乳鉢で作り上げたクリームだったという。「ポーラ ザ ハンドクリーム」は、”最上のものを一人ひとりにあったお手入れとともに直接お手渡ししたい”という、ポーラ創業の想いを形にしたもので、手肌のエイジングケアを追求し、幸福感あふれるような手肌を目指して開発された。
 今回のリニューアルでは、ポーラ化成工業が新設した「テクニカルディベロップメントセンター」内新工場の新製造装置を使用した、新たな製法を採用。これにより、旧製法の「ポーラ ザ ハンドクリーム」に比べて乳化粒子がより均一で細かなクリームとなった。また、ポーラオリジナル保湿成分として、NAOエキス、YACエキス、ダーマルレギュレーターのほか、保湿成分としてマジョラムエキス、アケビ茎エキス、ブクリョウエキス、トゲナシエキスを配合。また、ふっくら柔らかな肌に整える「ヘブンリーリッチオイル処方」を採用。オイル相が角層を柔らかくし、水相の浸透を高める処方で、月見草油やオリーブ果実油などのオイル成分と水溶性の美容成分をブレンドした油中水(W/O型)エマルションでリッチな感触をもたらす。これらがうるいやハリ、透明感のある手肌に整えるという。

(続きは2024年1月11日号参照)