東京都まとめ、上半期の相談件数
訪販4%増、「マルチ」25%減
東京都が12月8日までにまとめた2023年度上半期(23年4月~9月)における東京都消費生活総合センター受付の消費者相談件数(速報ベース)は、 前年同期比で訪問販売が増やし、マルチ系で減らした。商品・役務は、トイレ詰まり修理や医療脱毛・痩身、定期購入関連のトラブルが増加。年齢層は高齢者で増やし、 若者で減らした。
都センが受け付けた全相談件数は1万2962件で、前年同期比は0.2%増。このうち店舗購入を除いた特殊販売の件数は6438件で、1.1%増だった。
特殊販売のうち「訪問販売」の件数は4.4%増の850件。「マルチ・マルチまがい」が25.5%減の108件だった。訪販のほかに件数を増やした取引類型は、 「通信販売」(4931件、0.9%増)、「電話勧誘販売」(379件、1.9%増)、「訪問購入」(81件、32.8%増)、 「ネガティブオプション」(32件、23.1%増)。
(続きは2023年12月28日号参照)