日本トリム 9月中間職域販売21%増、セミナー数が回復
営業人員数も増、卸・OEMで新機種
日本トリム(本社・大阪市北区、田原周夫社長)の23年9月中間期連結は、整水器および浄水カートリッジ販売する「ウォーターヘルスケア」 事業の売上高が前年同期比で15.6%増の?億6000万円、セグメント(営業)利益が?・8%増の?億9100万円だった。職域販売におけるセミナー(デモ) 数の回復を背景とした受注台数の増加、価格引き上げ、OEMの伸長などが寄与した。医療関連事業を含む総売上(104億5200万円)と営業利益、 経常利益は四半期ベースで過去最高額を計上した。
国内における各直販部門の売上(グラフ参照)は、職域販売の「DS事業部」が?・6%増の?億6500万円、取付・紹介販売の「HS事業部」 が4.2%増の8億1100万円、店頭催事販売の「SS事業部」が7・8%増の2億6700万円。
「DS事業部」は6月、月ベースで過去最高となる5064台を受注。7~9月の受注数も前年を上回った。セミナー数はコロナ禍以前(?~?年の各上期)の水準に回復。 美容・スポーツ関連など新規ルートにおけるセミナーも増やした。「HS事業部」と「SS事業部」の来場者数もコロナ禍以前の水準に戻したという。
また、対面トークの見直しなどの営業力の強化、営業人員の増加も成果につながったとしている。9月時点の「DS事業部」の営業人員数は110人。3月比は6人増で、 来年3月までに120人への増員を急ぐ。
(続きは2023年11月23日号参照)