ポーラ・オルビス HD第3四半期

連結営業利益55%増に
POLA、百貨店・ECが好調



  ポーラ・オルビスホールディングス(本社・東京都中央区、鈴木郷史社長)の2023年12月期第3四半期の連結ベース売上高は、 前年同期比5.9%増の1267億3900万円となった。
 損益面は、売上原価率が同0.3ポイント低下の17.9%、販管費率が2.7ポイント低下の72.6%となった結果、営業利益は同55.4%増の119億1300万円、 経常利益は同21.9%増の148億3000万円、当期利益は同28.8%減の92億8400万円となった。
 事業別の実績は、主力のビューティケア事業の売上高が同9.3%増の1232億6000万円、営業利益が同40.7%増の117億700万円となった。 不動産事業は売上高が同0.2%減の15億5700万円、営業利益が同2.4%減の4億2000万円、その他事業の売上高が同3.2%増の19億2000万円、 営業利益が同5.8%減の6400万円となった。
 ビューティケア事業のブランド別では、ポーラブランドは売上高が同4.9%増の728億6000万円、営業利益が同8.4%増の7億1700万円となった。 ポーラブランドでは、国内事業では、オンラインとオフラインのチャネル融合(OMO)を推進し、 各チャネルの特性や強みを活かした高ライフタイムバリュー事業の実現に取り組む。2023年4月から新メンバーシッププログラム「ポーラプレミアムパス」をスタートし、 全ての販売チャネルの顧客IDを統合して、国内全ての顧客に共通のサービス体験を提供する施策を実施している。

(続きは2023年11月16日号参照)