シャルレ 本社ビル売却へ、コスト効率化

新拠点設置も、中計目標見直し

 シャルレ(本社・神戸市須磨区、林勝哉社長)は10月30日、本社ビルを売却する方針を発表した。同日の取締役会で決議したもので、来年4月を目途に、 本拠地を登記上の所在地である本店(神戸市中央区、シャルレポートアイランドビル)に移す。理由については、グループビジョンの実現に向けた従業員のアイデア創出、 イノベーション意識の醸成に加えて、施設維持管理コストの効率化などをあげている。外部環境の変化や2年後の創業50周年を踏まえ、 27年3月期を最終年度とする5カ年中期経営目標の見直しも打ち出した。
 現在の本社ビル(神戸市須磨区弥栄台3―1―2)は90年より稼働。本社ビルの帳簿価額は、土地と建物・構築物、 その他有形固定資産の合計額が約12億1400万円(3月末時点)。現在は「土地・建物の売却に向けて検討中」という。

    (続きは2023年11月9日号参照)