INVEL トップインタビュー

▲INVEL
 カルラ・ヒサミ・タバ代表
 バイオセラミック素材のマットレスやインナーを中心に、ユニレベルとバイナリーの複合型プランで販売するINVEL(インヴェル、本社・東京都江東区)が、 商品展開の強化を図っている。今夏よりブラウス等のアパレルの取り扱いを始め、今後はシーズン毎に新作をラインナップ。ブラジルの製造機能を日本に移す計画も進めており、 自社工場における生産を来年春以降に予定する。代表取締役のカルラ・ヒサミ・タバ氏に話を聞いた。
(インタビュー実施日は9月7日)

会員6千人が移行 月新規は7~8百


  ―――昨年、INVELグループの日本総販売元だったアライヴン(旧社名インヴェル・ジャパン)がMLM事業を終了したことを受けて、 INVELとしてMLM事業を立ち上げた。その後の状況を伺いたい。
 「本格的に事業をスタートさせてから、半年を経過した。安定した運営を一番の目標としてきた。ここまで計画通りに進められていると思う。 売上などは(アライヴン時代と)大きく変わっていない」

  ―――アライヴンの会員のどれくらいがINVELに移行したか。
 「アライヴンとINVELは別の会社。INVELで活動したい方には、当社と改めて契約を結ぶ形をとっていただいた。契約を申し込んだ人数は6000人くらい」

  ―――アライヴンの会員の総数は、どれくらいだったのか。
 「実際に購入や活動があった方は、人数ベースで3万くらい」

  ―――現在の新規登録数は。
 「月あたり700~800になる」

  ―――アライヴンの報酬プランと現在の報酬プランに違いは。
 「多少あるが、大きく異なることはない。タイトルの昇格条件に関していうと、以前は2カ月間の実績を基準としていた箇所について、より長期間の実績も条件に含めている」
 

認定会員200人に会社利益を分配


―――2月に実施した開業イベントで、上位タイトル保持者を対象とする「ファウンダーズメンバー(以下FM)」と呼ぶ報酬プログラム(※)を発表していた。運用の状況は。
 「『FM』に認定した会員は約200人。認定者は固定で、初めての報酬の分配は来年の1月を予定している。プログラムがあることで、活動の活性化につながっていると思う。 7月には『FM』だけを対象とするパーティーを実施した。ただ、これはすでに『FM』にも伝えているが、会社の立ち上げにあたって様々な投資を行っている関係で、 分配の原資となる今年度の利益は抑えられる可能性がある」

  ―――『FM』以外にフィールドから好評な政策は。
 「2年前に導入した『エグゼクティブボーナスキャンペーン』は評判が良い。直接紹介数や特定のボーナスの獲得に応じて取得基準を満たした会員に対して、 会社の総売上ポイントの3%を均等分配している。現在の分配対象者数は約160人」

  ―――新規獲得を目的としたセミナーの状況は。
 「ほぼ毎日、全国5カ所ほどで会社公認のセミナーが開かれている。会社が主催するセミナーは月1回。オンラインによるセミナーも月に2回、開いている」
 

主力マットレス 従来品より薄く


―――新規登録時によく購入されている製品は。

(続きは2023年10月26日号参照)