ジャパンライフ事件、損賠訴訟で判決も
破産手続き終結、配当率は1.2%
破産手続き中だった「ジャパンライフ」は9月14日、11回目の債権者集会を開き、同日付で東京地裁が手続き終結を決定したことを報告した。 磁気治療器のレンタルオーナー商法(販売預託商法)の被害者がほとんどを占めた債権者に対する最終的な配当率は1.203%。
債権者への配当通知は5月より行われ、6月以降に順次、配当を行っていた。ジャ社は17年12月までに実質破たん。18年3月に破産手続きの開始が決定し、 資産や現金の回収・換価が進められてきた。その後、今年3月までに約20億7523万円を回収 (回収費用・財団事務局経費・公租公課・労働債権を差し引いた後の通帳残高ベース)。
(続きは2023年10月12日号参照)