トップインタビュー アマーレグローバル
カイアニとの経営統合、アジアは来年夏メド現行の報酬プラン、アジア市場向けに改良
アマーレグローバル カール・テイラー 取締役
ガブリエル・サンチェス セールス・グローバルプレジデント
周逸儒 アジアバイスプレジデント
カール・テイラー取締役、周逸儒バイスプレジデント
(インタビュー実施日は8月30日)
執行役就任「会員の身近に」
カール・テイラー取締役(以下カ)「私が最後に日本を訪れたのは2019年。コロナ禍となる前は、日本のコンベンションに何度も足を運んだ。日本のリーダー達と、 また会うことを望んでいた。これからは、日本以外の国も頻繁に訪れ、会員と語り合いたい。この後はシンガポール、メキシコ、ヨーロッパを訪れる予定」
昨年、創業したカイアニがアマーレの傘下に入り、自身はボードメンバーに就任した。 カ「つい最近、アマーレのエグゼクティブチームにも加わり、執行役を務めている。未来のため、会社の決定に直接かかわり、会員にもっと身近な立場で働きたいと考えた」
――ボードメンバーの人数と、その中のカイアニ出身者は。
ガブリエル・サンチェスプレジデント(以下ガ)「人数は8人」
カ「元カイアニは私一人になる」 ――今年上半期(23年1月~6月)の売上高はどうだったか。
ガ「22年の上半期に比べて、グローバルで25%の成長を果たした」
売上が上位の国は。
ガ「1位はアメリカで、2位がトルコ、3位が韓国、4位がカナダ、5位が中国。トップ5の2カ国をアジアが占める」
――上半期の日本(=カイアニジャパン)の売上は。
ガ「昨年とほぼ変わらない」
アマーレ製品、日本でもOTGで処方変わらず
周逸儒バイスプレジデント(以下周)「このまま順調にいけば年末、少し遅れた場合でも来年の頭に発売できると思う」
ガ「2月に来日した際、リーダー達から製品を求める声を聞いた。日本の市場を非常に重視している。アマーレ本部の統合チームで、 アマーレの製品をカイアニと統合するプロジェクトを進めている」 ――発売する製品と価格は。
(続きは2023年9月21日号参照)