トップインタビュー イオスコーポレーション 石川 雄志 代表 ㊦

フィットネスバイク発売、ジム開業も〝運動〟に焦点、健康を全方位サポート

▲イオスコーポレーション石川 雄志 代表
前回(9月7日号3面)に続き、イオスコーポレーション(東京都港区)の石川雄志代表に話を聞いた。
(インタビュー実施日は8月2日)

ハンズでの取り扱いイメージアップ貢献

  ――5月に開催した創業20周年イベントにおいて、「NEXT ONE」と呼ぶプロジェクトを打ち出し、フィットネスバイクの開発やジムの開業、 サブスクリプションサービスの開始などを明らかにした。狙いを伺いたい。
 「当社は20年の間、この業界に軸足を置いて事業を行ってきた。その中で強く感じてきたのが、一般の方に『イオスって良い会社だよね』と捉えていただくことが如何に大事かということ。
 例えば、(主力商品でハーブティーの)『ジェイソン・ウィンターズ・ティー(以下JWT)』は、東急ハンズさんの店舗で取り扱われている。 これなどはイメージアップに非常に役立ってきた。(農産物を生産者から直接仕入れて販売する)『あさいち』も、会員が誇れるプレミアムなサービスを提供したいという思いから、 2月に始めた。社会にうまく支えられることが、会員さんの力とMLM市場の盛り上がりにつながっていくと考えている」

  ――フィットネスバイクの販売に乗り出した経緯は。
 「『NEXT ONE』は、健康を全方位でサポートするビジネスによって、あらゆる課題と向き合うプラットフォームを構築することを目指している。課題の一つにあげられるのは、 高齢化社会とそれにともなう介護の問題。年を重ねても健康に暮らすためには、運動と食事、睡眠が大切になる。その中の運動を分かりやすい形で提示したのがバイクになる」

 

10月にスマホ対応「時間かけて普及」

――バイクと連動する専用アプリを用意した。
 「アプリを介してオンラインでつながった会員が、会話でコミュニケーションを取りながらバイクを楽しめる。自身の健康管理にも役立てることができる。会員が得意とする口コミや、 グループで楽しさを共有するメリットを活かせる。アプリとつながったバイクをこぐことで、当社の製品と交換できる『EOSマイル』を付与する仕組みも予定している」

  ――7月1日に発売した。売れ行きは。
 
(続きは2023年9月14日号参照)