ダイレクトセリング化粧品 高機能ブランドの強化相次ぐ
老舗各社、最新研究を反映
エイジングケアにフォーカス
コロナ禍では、〝おうち美容〟人気などを背景に、高機能・高付加価値を訴求する化粧品や美容アイテムの需要が高まったが、そのトレンドは現在も続いているようだ。 ダイレクトセリング化粧品分野では、このところ、各社の最高級・最高峰クラスのブランドをテコ入れする動きが相次いでおり、化粧品市場における需要回復を追い風に、 美容へ高い関心をもつコアユーザーへのアプローチを強めている。コロナ禍前から根強い人気をもつ〝シワ改善〟をはじめ、エイジングケアや美白など、 各社がこれまでの研究開発の成果をフィードバックし、独自成分や処方によって差別化を図っている。これらの施策が、〝脱コロナ〟への次の一手となるか、注目される。
人気の〝シワ改善〟独自成分で差別化
(オッペン化粧品)
「薬用ラインズリセット」は、シワを改善したいと願う多くの人へ新たな選択肢を提供し、毎日を生き生きと向きに過ごしてもらうことをコンセプトとしている。 加齢や紫外線などの影響でセラミドやヒアルロン酸が減少すると、表皮の柔軟性が低下し、表皮の柔軟性が低下することで、一時的な表情の変化による表情ジワが元に戻りにくくなり、 シワになってしまうという。これに対し、「VEP―M」は、セラミドとヒアルロン酸を生み出し、表皮の柔軟性を高めることでシワを改善する働きがある。「VEP―M」は、 吸いつくような感触でなじみ、膜のような感触をもたらす使用感の特性があり、肌に伸ばしている時からシワ改善効果への期待を高められるよう、製剤化には水性成分、 油性成分の特徴を活用したという。
人気の〝シワ改善〟独自成分で差別化
(続きは2023年9月14日号参照)