海外MLM短信 ビーチボディ

元会員がクラスAを提起 カ州労働法違反など主張

 大手MLMのビーチボディ(BeachBody、米カリフォルニア州、CarlDaikelerCEO)が所謂ビジネス会員を同社の従業員ではなく独立事業者として扱い、 カリフォルニア州の労働法や不正競争防止法に反して適切な賃金の支払いなどを怠っているなどとして、同社の元会員が5月18日、 同社に未払い賃金の支払いなどを求めるクラスアクション訴訟をカリフォルニア州ロスアンジェルス郡上級裁判所で提起した。
 提訴されたのは同社とCEOを含む経営陣6人。原告は16年に登録し、今年5月18日まで〝コーチ〟と呼ばれるビジネス会員として活動。 活動の様々な場面においてビ社がコントロールを行い、同社独自の規則に従うことを要求しており、裁量権が与えられていないなどと主張している。

    (続きは2023年7月27日号参照)