ナリス化粧品ブランド規模が10年で4倍超に

=ふきとり化粧水「ネイチャーコンク」=
ジェンダーレス・エイジレスで認知拡大


▲性別年齢問わず愛用者が増えている
 ナリス化粧品(本社・大阪市福島区、村岡弘義社長)では、ドラッグストア・量販店流通で展開するナリスアップブランドのスキンケア「ネイチャーコンク」が累計販売数量が680万本を超えた。 同アイテムは7月10日でデビュー10年を迎えたが、2013年の発売当時と比較してブランド規模が4倍以上に拡大、年間販売数量が4年連続で100万本超となった。
 「ネイチャーコンク」シリーズは、2013年に誕生したスキンケアブランド。ナリス化粧品の美容理論の核である「ふきとり」をメーンコンセプトに据えて、 ふきとり化粧水を軸としたブランドとしては、同社としてドラッグストア流通で初めて展開した。当初はメーンのふきとり化粧水(薬用クリアローション)のみの取り扱いだったが、 現在はローション2種、ジェルクリーム2種、フットケアローション(かかと用ふきとり化粧水)をラインナップ(すべて医薬部外品)。2021年2月にはパッケージを全面的に刷新し、 「赤いふきとり化粧水」として幅広い世代に訴求している。「ネイチャーコンク」のブランドカラーは、同社のものづくりに対する情熱と、ユーザーを想う「深い愛情の赤」で、 リニューアルに際してキャップも赤色に統一し、ブランドカラーを強調。また、ブランドロゴのフォントはスッキリと内側から溢れる強さのあるものに、 雫マークは植物(Nature)を濃縮(Conc)するというブランド名を表現しており、植物がとけて成分に変化する様子に変更した。

(続きは2023年7月27日号参照)