管財人が旧経営陣２０人提訴不正な株価操作など主張

　昨年８月、米連邦破産法第１１章の適用を申請したニューエイジ・インク（以下ニュ社、米ユタ州）の清算管財人は５月３１日、 旧経営陣ら２０人と関係法人６社をデラウェア州連邦破産裁判所へ提訴した。ＮＡＳＤＡＱで取引されていたニュ社株式の不正な株価操作に関与し、 不当な報酬を取得していたなどと主張。報酬の返還などを求めている。
　提訴された２０人には、ニュ社ＣＥＯだったブレント・ウィリス氏、ニュ社が買収した米アリックス創設者のフレデリック・クーパー氏、 ア社社長だったマーク・ウィルソン氏の３人が含まれる。３人は昨年１０月にも、競合ＭＬＭの買収に係る重要情報の不適切な開示などを理由に、 ニュ社側から提訴されている。
　　　 （続きは２０２３年７月２０日号参照)