ヤングリビング 初の国産精油、沖縄の「月桃」使用
初回1千本を完売、来年は国内外で2万本計画
昨年、エッセンシャルオイル(以下Eオイル)の原料となる月桃(げっとう、シェルジンジャー)の生産事業に沖縄で乗り出していたヤング・ リビング・ジャパン・インク(所在地・東京都渋谷区、中川利光支社長)は7月1日、月桃オイルの販売を開始した。 同社グループは世界各国に原料植物を栽培する自社農場・提携農場を展開しているが、日本での生産や製品化は初。来年は、 収穫量の拡大にともなう月桃オイルの増産のほか、製造過程で得られる蒸留水を使った化粧水やジェルの発売を見込んでいる。
▲沖縄の契約農家で栽培された
月桃を原料とする製品は、
第一弾となるエッセンシャル
オイル(=写真)に続き、
蒸留水を使った化粧水や
キャリアジェルの開発が進む
月桃を原料とする製品は、
第一弾となるエッセンシャル
オイル(=写真)に続き、
蒸留水を使った化粧水や
キャリアジェルの開発が進む
1日に発売した製品は「エッセンシャルオイル 沖縄 月桃(タイリン)」(5_g、税込み会員価格8030円)。月桃は、 沖縄に広く自生するショウガ科の植物で、食品の素材や薬草として古くから利用されている。 Eオイルの含有率が高いタイリン種と呼ばれる品種を契約農家等から調達。その葉から水蒸気蒸留法で抽出した。リラックス感のある爽やかな香りが特徴という。
初回在庫の1000本は7日までに「8割を受注」(同社)。10日までに完売の見通しで、「次の入荷まで販売を一時中止する予定」(同)とした。
製品は、3月中旬にシンガポールで開催されたAPACコンベンションで先行販売されており、現地でも1000本を完売。
(続きは2023年7月20日号参照)