フォーデイズ3月期売上2.6%減の316億、営利17%減

活動会員数や核酸飲料売上の減少、響く


 フォーデイズ(本社・東京都中央区、和田佳子社長)が6月22日までにまとめた23年3月期実績(海外市場含む)は、 売上高(税抜きベース)が前期比2.6%減の316億9700万円となった(グラフ参照)。減収は2期連続。コロナ禍の長期化を背景とする会員数の減少が響いた。 減収と販売管理費の増加により損益も減益だった。24年3月期の売上および営業損益の見通しについては「開示していない」(同社)とした。
 損益は営業利益が前期比で17.2%減の22億2000万円、経常利益が10.3%減の28億9700万円、純利益が22.4%減の15億9100万円。2期連続の減益とした。 同期末の活動会員数は「25万人」(同社)。
 同期の減収は「会員数が純増できていないことに大きく起因」したと説明。長引くコロナ禍の影響のもとで「セミナーやイベント等を進化させ、新たな製品を展開した」が、 「会員数を純増させるまでには至らなかった」としている。製品面では、主力とする核酸ドリンク「ナチュラルDNコラーゲン(以下DNコラーゲン)」の 「売上減が一番の要因」という。
 減益は、減収の影響に加えて「コロナ後に対応する営業活動の変化にともない、販売管理費が増加したことも理由の一つ」とした。
 製品カテゴリー毎に見た売上は、健康食品部門が3.7%減の251億1700万円。

(続きは2023年7月6日号参照)