海外MLM短信 NSP第1Q

日本6%増、円ベース20%増米3%減、韓17%減、台45%増

 ネイチャーズサンシャインプロダクツ(NSP、米ユタ州、テレンス・ムアヘッド社長兼CEO) の23年12月期第1四半期(1〜3月)は、 日本や台湾が伸長した一方、米国や韓国などの苦戦で、子会社のシナジーワールドワイドを含む総売上が前期比で1.7%減の1億863万ドル(約144億円) だった。損益は営業利益が86.9%減の17万ドル、純利益が125万ドル(前年同期は268万ドルの損失)。
 米大陸は米国(3198万ドル)が3.7%減、ラテンアメリカ・その他(623万ドル)が5.9%減。 インフレにともなう平均注文ボリュームの減少が響いた。
 シナジーとして展開する国は、韓国(1124万ドル)が17.7%減で、現地通貨ベースは12.9%減。コロナ禍にともなう行動規制の影響の継続、 購買意欲に対するインフレの影響などを減収要因にあげている。

    (続きは2023年6月8日号参照)