丸八HD・3月期

「寝具・リビング」が減収減益
DS部門で減員、今期減収見通し

 丸八ホールディングス(本社・横浜市港北区、日野原和夫社長)の23年3月期連結は売上高が前期比1.8%減の121億500万円だった。 損益は営業利益が同10.3%減の15億1500万円、経常利益が同6.7%増の31億9200万円、純利益が同88.4%増の29億6800万円。 増益は子会社が保有する米ドル建て金融資産の為替差益、投資有価証券償還益が寄与した。
 「寝具・リビング用品事業」は売上高が同2.2%減の110億7000万円、セグメント(営業)利益が同12.0%減の15億5400万円。 主力である訪販のダイレクトセールス(DS)部門において、販売員の採用活動を継続したが前期比で減員となったことが響いた。他の部門は、 コロナ禍で落ち込んでいた需要に回復の兆しが見られ、増収増益で推移した。

(続きは2023年5月18日号参照)