ナリス化粧品 国内販売シェア8年連続1位

=ふきとり化粧水に関する調査=
「セルグレース」の刷新が追い風に

▲〝1月21日にリニューアル発売した「セルグレース コンク」〝
 ナリス化粧品(本社・大阪市福島区、村岡弘義社長)では、主力商品である「ふきとり化粧水」について、2022年度(2022年4月~2023年3月) の企業別の国内販売動向調査を実施した結果、8年連続で国内シェア1位であることが分かった。
 ふきとり化粧水とは、余分な老化角質を取り除くことにより、肌のターンオーバーに働きかけ、後で使用する化粧品の浸透を高める目的で、1937年に、 創業者である村岡満義氏により開発・発売された。当時は、「塗り重ねること」がスキンケアの常識であったため、常識を覆した商品として注目を浴びた。 スキンケアで使用する「化粧水」は、洗顔の後に一種類だけを使用することが一般的だが、同社では、洗顔の後、「ふきとり化粧水」を使用してから、「化粧水」 を使用するという2種類の化粧水を使用する独自の美容理論のもと商品を構成している。

(続きは2023年5月18日号参照)