ポーラ・オルビスHD 第1四半期

連結売上11%増と回復 ポーラ売上は13%増に

 ポーラ・オルビスホールディングス(本社・東京都中央区、鈴木郷史社長)の2023年12月期第1四半期の連結ベース売上高は、 前年同期比11.9%増の421億3600万円と回復した。
 損益面は、売上原価率が同0.3?上昇の18.3%、販管費率が同6.0?低下の70.8%となった結果、営業利益が同137.9%増の45億4900万円、 経常利益が同16.7%増の48億3200万円、当期利益は同61.8%減の27億4300万円となった。
 事業別の売上では、主力のビューティケア事業の売上高が同12.1%増の409億5000万円、営業利益が同115.1%増の43億5900万円となった。 ブランド別では、ポーラブランドは売上高が同13.9%増の241億8300万円、営業利益が同117.3%増の35億100万円となった。ポーラブランドでは、 主力の委託販売チャネルにおいて、エステのオンライン広告やSNSでの情報発信を強化するとともに、 新商品「リンクルショット ジオ セラム プロティアン」をフックに来店を促進した。主力の委託販売チャネルでは、オンライン施策と展開するとともに、 リアルイベントを積極的に展開し、新規顧客数の増加を図った。販売チャネルでは、主要チャネルとなる「委託販売チャネル」のショップ数は2787店舗で、 前期末比で47店舗減。化粧品売上構成比は、委託販売チャネルが62.7%で前年同期から6.3?低下。海外が17.4%で同4.4?上昇、 国内ECが6.8%で同0.3?上昇。百貨店・BtoBは13.1%となった。

(続きは2023年5月11日号参照)