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「プレゼンター」は120人、来期も戦略の柱に
ユニレベル、バイナリーの複合プランで羊膜エキス配合サプリメント等を販売するDAIYAMONDLIFE(ダイヤモンドライフ、 本社・福岡県糟屋郡)の23年5月期売上は、アクティブ会員数の増加などを背景に、前期比3割増の32〜33億円を見込んでいる。 リクルートの要となる「プレゼンター」認定会員を増やし、静岡や大阪など新しいエリアでも活動が活発化した。近藤秀仁社長に話を聞いた。
(インタビューはオンラインで4月17日実施)
▲DAIYAMONDLIFE
近藤 秀仁 社長
近藤 秀仁 社長
―――23年5月期の売上高の見通しを伺いたい。
「32〜33億円を見込んでいる」
―――利益は。
「会社に残る金額は、前期(=22年5月期)とあまり変わらないだろう。増収となる分、利益率は下がるかもしれない。当社の方針として、 経営体力的に必要な資金以外は会員への吐き出しに回している」
―――アクティブな会員の数は。
「約3万3000人」
―――新規登録数は。
「月平均で1000人前後。過去1年、大きな変動はないが、商品購入のリピートは以前より増えていることを実感している。 ビジネス初心者の教育や継続率を高めるプロモーションなどが効果をあげたと思う」
―――プロモーションの中身は。
「昨年11〜12月の間、新規登録した会員が翌月までに4人以上(3ポジション登録が条件、1ポジションは6人以上)を紹介すれば、 『ファーストスタートボーナス(※1)』を2倍の額支払う『WUP(ダブルアップ)ボーナス』を実施した。支払いは、 紹介した新規による1〜2カ月目の定期購入継続が条件。通常、リピートは2カ月目までが最も落ちやすい。 そこをきっちりフォローアップする大切さを知ってもらうため実施した」
―――売上を22年5月期(=24億9500万円)と比較すると、3割前後の増収見通しとなる。
「そうなるが、ここ数期は売上を求めていない。掲げているのは、しっかりしたリーダーを育てるという目標。そのための取り組みを続けて、今、 ある程度の形になってきたと思う。
(19年の)オープン当初から、会員に向けて『ビジネスですから仕事をしないとお金になりませんよ』と伝えてきた。特に、 当社は報酬プランにバイナリーの要素を採用しているため、楽をしてもうかるようなイメージをもたれがち。昨年は、 オープンして4年目に入ったことを踏まえ、様々な見直しも行った」
―――具体的には。
「昨年3月より、ひと月に購入可能な製品個数の制限を厳しくして、会員一人あたり最大6個としている(購入した全製品種の合計が対象)。 それまでは10個だった」
―――リーダー育成を目的に、会社主催の研修への参加等を条件に「プレゼンター」資格者を認定している(※2)。
「つい先日(=4月10日〜12日)、半期に一度の研修を沖縄で開いたところ。コンプライアンスやビジネスルールの周知、テストなどを行った」
―――現在の認定者数は。
(続きは2023年5月4日号参照)