アムウェイ クレジット決済、利用・申込受付の停止継続

ハウスカードは年200万$ァ限、解除へ「協議中」

 特商法に基づく行政処分期間が終了したことで、会員による勧誘活動と契約締結を再開した日本アムウェイ。一方で、 会員による製品注文の処理に不可欠な決済サービスの一部は、今も制限がかかっている。通常業務の再開に合わせた制限解除を働きかけてきたが、 現時点で解除時期の見通しは経っておらず、今後の受注状況に影響を生じる可能性も考えられる。
▲新規入会受付を停止中の「アムウェイカード」は、
   2月より、年間利用限度額を200万円未満とする
ルールが追加
 処分を契機に会員の利用が制限された決済サービスは、@「アムウェイ・クレジット」A「アムウェイカード」B「Yahoo! ウォレット」の3つ。 ヤマトクレジットファイナンス社が提供する@は、会員の自家使用を目的とした製品代金について3〜48回の分割払いが可能。だが、 新規分割の申し込み受付を停止している。
 Aは、アプラス社が提供するハウスカードで、新規入会の受付を停止している。ヤフー社が運営するBは、13年に利用を開始。 会員が個人のクレジットカードを登録して製品代金の支払いに利用できたが、やはり利用が停止されている。
 このため現在、会員が利用できる支払い方法は、Aのほかは会員本人名義のレジットカード、自動引き落とし、代引き (1回配送あたり合計額が50万円以上の場合は警備員が同行)、ロッピー前払いとなっている。
 さらに、Aの「アムウェイカード」は今年2月の利用分より、制限が追加。

(続きは2023年4月27日号参照)