消費者庁が特商法で「ゼロモバイル」に停止9カ月、格安SIMの連鎖販売
「広告を見れば電話代タダ」、
実際は1視聴あたり1円相当の還元
年間売上6.8億会員は計3.8万
MVNOサービスは、データ通信のみのプランを月額20ギガ・2758円、50ギガ・4573円で販売。通話機能付きは20ギガ・3000円、 50ギガ・4815円で販売していた。このほか代理店≠ヘ月8800円をシステム使用料として支払う必要があった。同サービスの名称は現在、 「LPMobile」と呼称されている。
同庁によれば、連鎖販売の会員数は約2万7000(22年6月時点)で、これとは別にSIMのユーザーが約1万1000(同7月時点)いた。 売上高は21年6月期で約6億8000万円。
連鎖の報酬は
@“アドバイザーボーナス”や
A“バイナリーレベルマッチボーナス”などを用意。
@は新規1人の紹介につき3000円、
Aはバイナリーツリー上で2人(左右各1人)が揃う毎に月1500円を支払っていた。
消費生活センター等で把握されていた関連相談件数は、20年6月以降で計272件(3月8日時点)。
(続きは2023年4月13日号参照)